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赤ちゃんの汗疹(あせも)対策|夏に多い肌トラブルを防ぐスキンケアのポイント-小児科・皮膚科 日曜診療-二子新地ひかりこどもクリニック

赤ちゃんの汗疹(あせも)対策|夏に多い肌トラブルを防ぐスキンケアのポイント

気温や湿度が高くなるこれからの季節、赤ちゃんに多い皮膚トラブルのひとつが「汗疹(あせも)」です。

特に、

・首まわり

・わき

・ひじの内側

・ひざ裏

・おむつまわり

など、汗がこもりやすい部分にできやすいのが特徴です。

赤ちゃんは大人より汗をかきやすく、皮膚もとてもデリケート。そのため、毎日のスキンケアや汗対策がとても大切になります。


🌼 汗はどうして出るの?

汗には、体を守るための大切な役割があります。

 

<汗の役割>

・体温を下げる

・熱中症を防ぐ

・肌のバリア機能をサポートする

・病原体から体を守る

 

子どもは体温調節機能が未熟なため、汗をかくことがとても重要です。

また、年齢が進むにつれて11つの汗腺(汗を出す器官)の働きが活発になり、12歳頃には大人の約2倍の汗をかくとも言われています。

つまり、「汗をかくこと」自体は悪いことではありません。大切なのは、“汗をかいた後のケア”です!


🌹 赤ちゃんの肌はとてもデリケート

赤ちゃんの肌は、大人よりも薄く、刺激に弱い特徴があります。

新生児期は皮脂が多い時期ですが、生後45か月頃を過ぎると急激に皮脂量が減少します。

その後の乳幼児期は、人生の中でも特に乾燥しやすい時期と言われています。

 

<赤ちゃんの肌の特徴>

・水分を保持する力が弱い

・バリア機能が未熟

・汗や摩擦の刺激を受けやすい

・乾燥しやすい

 

そのため、大人以上に毎日の保湿やスキンケアが大切です。


🌻 汗疹(あせも)とは?

汗疹は、汗の出口(汗管)が詰まり、皮膚の中に汗がたまって炎症を起こした状態です。

 

<汗疹ができやすい原因>

・汗をたくさんかく

・汗が皮膚に残る

・蒸れやすい環境

・肌への摩擦

 

赤ちゃんは汗をかきやすく、皮膚も敏感なため、大人より汗疹ができやすくなります。


赤ちゃんの汗疹を防ぐポイントをご紹介します。

 

① 汗をこまめに洗い流す(洗うスキンケア)

汗をかいたままにしないことが、汗疹予防で最も大切です。

 

★ ポイント!

・外出後や汗をかいた後はシャワーで流す

・すぐ入浴できない時は濡れタオルでやさしく拭く

・ゴシゴシこすらない

 

汗には塩分や汚れが含まれているため、拭くだけでは十分に落としきれないことがあります。

できるだけやさしく洗い流すことを意識しましょう。


② 肌を清潔にし、しっかり保湿する(乾燥を防ぐスキンケア)

汗疹予防には「保湿」もとても重要です。

 

★ 入浴時のポイント!

・ベビーソープでやさしく洗う

・洗いすぎない(石鹸で洗うのは1日1回)

・お風呂上がりはすぐ保湿する(5分以内が理想)

 

<保湿剤の塗り方>

・たっぷり使う

・こすらず、やさしく広げる

・肌にのせるイメージで塗る

保湿によって皮膚のバリア機能が整い、汗や刺激に強い肌づくりにつながります。

 

夏のおすすめ保湿方法

夏は、ローションや乳液で全身を保湿しましょう。

顔・腕・足・ひじ・ひざなど、刺激を受けやすい部分にはクリームを追加するのがおすすめです。

 

ベビーパウダーは使った方がいい?

以前は汗疹対策としてベビーパウダーがよく使われていましたが、現在はあまり推奨されていません。

毛穴をふさいでしまい、かえって汗疹が悪化する場合があるためです。


③ 通気性をよくする

汗をためない環境づくりも大切です。

 

★ 日常生活のポイント!

・綿素材など通気性の良い服を選ぶ

・着せすぎない(大人より1枚少なめが目安)

・エアコンを適切に使用する(室温の目安:25〜27℃)


🌷 汗疹を悪化させないために

汗疹は「よくある軽い皮膚トラブル」と思われがちですが、かき壊してしまうと、とびひ(伝染性膿痂疹)につながることもあります。

 

★ 汗疹対策で大切な3つ!

・清潔にする

・汗を洗い流す

・しっかり保湿する

 

毎日のケアを続けることで、赤ちゃんの肌トラブル予防につながります。

 

夏でも「保湿」が大切!

「夏は乾燥しない」と思われがちですが、実は夏は汗やシャワーによって肌の水分が失われやすい季節です。

特にお風呂上がりやシャワー後は、濡れた皮膚から水分がどんどん蒸発していきます。

そのため、夏でもしっかり保湿を行い、肌のバリア機能を守ることが大切です。


🌟 こんな時は注意を!

・赤みが強い

・かゆみがある

・ジュクジュクしている

・なかなか改善しない

などの症状がある場合は、ステロイド外用薬を併用したほうがよい可能性があります。

ステロイド外用薬はいくつか種類があり、赤ちゃんでも使用できます。

上手に併用することで、皮膚の状態を早く治し、良い状態を維持していくことも大切です。

 

当院では、毎週金曜日午後に皮膚科診療を行っております。

軟膏の塗り方なども丁寧にご説明いたします。

赤ちゃんのお肌のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

皮膚科 診療案内

診療日:毎週金曜日

診療時間:13:30-18:30

受診方法:WEB予約(時間予約制)

★予約はコチラ★

二子新地ひかりこどもクリニック|神奈川県川崎市高津区|WEB予約受付

※ 当日に予約の空きがある場合は、当日でも診療可能です。


【参考文献】

1. 大嶋雄一郎:汗疹,汗疱,多汗症.小児科診療 2024.

2. 室田浩之:子どもの汗対策とあせものケア,正しい方法は?.チャイルドヘルス 2020.

3. 馬場直子:子どものスキンケア.小児科臨床2018.

 

 

川崎市高津区小児科 二子新地ひかりこどもクリニック

小児科2名体制、女医さんも常駐で安心、日曜診療対応、提携駐車場あり

https://futako.mdja.jp/

院長 久保田 亘
記事監修
院長 久保田 亘

昭和大学医学部 卒業、東京歯科大学市川総合病院、慶應義塾大学病院 小児科学教室、けいゆう病院 小児科、横浜市立市民病院 小児科、東京都立小児総合医療センター 腎臓内科

日本小児科学会 小児科専門医、日本小児科学会 認定小児科指導医、日本腎臓学会 腎臓専門医、日本医師会 認定産業医

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